何をどう食べるか:食べてはいけないものなどない。自分のカラダと相談する。その繰り返し。

食の周辺

子どもの頃に摂食障害を経験したので、食べることに対して今でも身構えてしまうところがあります。
管理栄養士として働いていた時もありますが、数値合わせのような献立作成には違和感を感じていました。
ヨガを始めて、カラダの感覚に意識を向ける、ということを知り、それは食べることに関しても同様なのだと教わりました。

でも、ついつい頭で考えてしまうのです。
何を食べたらいいのか、どう食べるのがいいのか、いつ食べるのがいいのか?
1日に食べる量はどれくらいで、1日何食にすればいいのか?
これはバランスのいい食事なのか?
・・・・・

しかも、いつの頃からか健康情報は洪水状態で、流れてくる情報にあっぷあっぷしています。
情報がなくても考えてしまうのに、際限のない情報の中でますます頭でっかちになっていきます。
そうして、カラダの感覚に意識を向ける、ということを忘れていきます。

でも、忘れたら、また思い出せばいいのです。
カラダの感覚に意識を向けて、どんな反応をしているのか感じ取る。
何かを食べた時、自分のカラダがどう反応しているのかみてみる。
重いのか軽いのか、覚醒するのか眠たくなるのか・・・

そして大切なのは、カラダの反応にどれだけ素直になれるのか

そして、もう一つ忘れてはいけないことがあります。
それは、
食べてはいけないものなどない
ということ。
以前、「毒以外に食べてはいけないものはない」という言葉をきいて、おぉ!と思ったことがあります。
本当にそうです。
食べてはいけないものなどないのです。

それが、頭でっかちになっていると、これはいいとか悪いとか、ついつい得た知識から食べるものを決めようとしてしまいます。
そんなことを続けていると、食べること自体がストレスになってしまいます。
何より自分を害するのはストレス。
健康のためにしていることでストレスを溜め込んでいくのでは、本末転倒ですよね。

ジャンクなスナックを食べたい?
じゃあ、食べましょう。
甘いスイーツを食べたい?
じゃあ、食べましょう。
自分が本当にそれを欲しているのなら、今の自分にはそれが必要なのです。
頭で考える前に、まずはそれを食べた時の満足を感じましょう。
満足したらその後に、ちょっと感じることができたらいいですね。
カラダの反応をみることを、思い出せたらいいですね。
その感覚と、食べた時の感覚と、どちらが大切?
大切な方を優先しましょう。
それが、頭で考えたいい悪いではなく、
カラダと相談して得られた自分だけの答えです。

そういう私も、トライ&エラーで自分と相談中。

自分のカラダと食べ物との相性は、自分の体験を通してしか知ることができません。
あの人のすすめるいい食べ物が、私にもいいとは限りません。
まずは体験して、カラダの感覚に意識を向けて、軌道修正していく。
その繰り返し。

まぁ、そうは言っても、体験する時のヒントくらいは欲しいですよね。
私は欲しいです。
そんなヒントになりそうな情報
これから書いていきたいと思います。

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