社会

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《書評》『ジンセイハ、オンガクデアル』ブレイディみかこ

「ブレイディさんがどういう思想と知性の持ち主なのかをもっと知りたい方は、ぜひこちらを」と、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のあとがきで紹介されていた『アナキズム・イン・ザ・UK』。 その前半が収録されている『オンガクハ、セイジ...
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《書評》『オンガクハ、セイジデアル』ブレイディみかこ

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』文庫本の解説者、日野剛広さんが彼女の文章に初めて出会ったのは、ネットで目にした「墓に唾をかけるな」という一文だそうです。 その一文は名文中の名文で、 「2013年刊行のコラム集『アナキズム・イン...
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《書評》『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』ブレイディみかこ

何年も前に話題になっていたのに、その時はなぜか読みそびれていた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。遅ればせながら読んでみたらそれがあまりに面白かったので、続編もあるとわかって嬉しくなりました。 これは読まねば、とすぐに読み始めま...
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《書評》『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

新聞広告で、著者の『他人の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』が文庫本になったと知りました。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編と書かれていましたが、題名をよく耳にしていながらなぜか未読の『ぼくは〜』。 である...
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《書評》『客観性の落とし穴』村上 靖彦

新書大賞2024が発表された時、第2位『訂正する力』と第3位の本書『客観性の落とし穴』に興味を惹かれ、すぐに図書館で予約しました。どちらも、現代を生きる私たちに疑問を投げかけてきそうな題名です。ようやく順番が回ってきたので、早速読み始めまし...
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《書評》『きみのお金は誰のため〜ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」〜』田内 学

お金に対する抵抗があることはずっと自覚していました。お金に対して素直になれない、と言ったら変ですが、妙に構えてしまうのです。こういう状態は、ヨガ哲学的にいうと「自分中心」ではなくて「お金中心」になってしまっているということなのですが、それが...