読書 《書評》『夜明けを待つ』佐々 涼子 私が著者のことを知ったのは、たまたま開いた新聞の文化欄で次のような文章を目にしたからです。 「希少がん」。いい響きではないか。(中略)「希少」は、私には「希望」に見えてくる。この文章は本書のあとがきに書かれているものですが、私はこの一文に目... 2024.06.11 読書
ヨガ余聞 昨日はムーンデイ:自分の内側に意識を向ける 昨日はムーンデイ、新月でした。アシュタンガヨガでは、ムーンデイには練習を行いません。そんなムーンデイの後に、自分の内側に意識を向ける、ということについて思いを巡らせてみました。いつ入手したのか、私の手元に今から50年以上も前に刊行された、佐... 2024.06.07 ヨガ余聞
読書 《書評》『生き上手 死に上手』遠藤 周作 先日読んだ、河合隼雄先生の『こころの処方箋』のあとがきで、「『呪文』という言葉は、実は遠藤周作『生き上手 死に上手』(海竜社刊)から教えられたことである。正しいとか正しくないとか、教えられるとか言うのではなく、『呪文』を唱えていると心が収ま... 2024.06.04 読書
読書 《書評》『同姓同名』下村 敦史 発表者がお薦めの一冊を紹介し、観客が一番読みたくなった本を投票で決定する書評ゲーム「ビブリオバトル」。 その「ビブリオバトル」で2023年から2024年1月にかけ、中・高・大学生それぞれの全国大会で優勝本に選ばれた作品。 各年代の全国大会で... 2024.05.31 読書
読書 《書評》『ものがわかるということ』養老 孟司 夕刊の話題の本を紹介するコーナーで目にした本書。 「自分とは」答えは身体に という大文字が目に飛び込んできました。 エゴの頭で考えがちな日々。 わかったつもりで実はわかっていないことも多い。 答えは身体に。 養老先生の「わかるということ」の... 2024.05.21 読書
読書 《書評》『訂正する力』東 浩紀 新書大賞2024が発表された時、第2位『訂正する力』と第3位の本書『客観性の落とし穴』に興味を惹かれ、すぐに図書館で予約しました。 『客観性の落とし穴』に続いて借りることができたので、すぐに読み始めました。訂正する力 じつは••••••だっ... 2024.05.17 読書
読書 《書評》『CARPE DIEM 今この瞬間を生きて』ヤマザキマリ かつて、奇抜な設定と阿部寛さんの演技に大笑いさせてもらった映画『テルマエ・ロマエ』。 その原作者であるヤマザキマリさんが老いと死にまつわるエッセイを書かれました。マリさんの、老いと死への向き合い方に興味を惹かれて、手に取りました。CARPE... 2024.04.26 読書
ヨガ余聞 明日はムーンデイ:PERFECT DAYS、完璧な日々とは 明日はムーンデイ、満月です。 アシュタンガヨガでは、ムーンデイには練習を行いません。そんなムーンデイを前に、PERFECT DAYS、完璧な日々ということについて思いを巡らせてみました。先日、ヨガ哲学を学ぶ中で、映画『PERFECT DAY... 2024.04.23 ヨガ余聞
読書 《書評》『spring』恩田 陸 新聞広告を見た瞬間、「私はこれを待っていたんだ」と一瞬で虜になった本書。筆記体が滑らかに踊るようなspringという書名。 恩田陸さんの「今まで書いた主人公の中で、これほど萌えたのは初めてです。」という自筆の文字。 主人公の春という名前。 ... 2024.04.19 読書
ヨガニドラ 究極の癒し「ヨガニドラ」、現代人におすすめの理由をていねいに解説! 究極の癒し「ヨガニドラ」。そんなヨガニドラは、多くのストレスにさらされている現代人に特におすすめです。なぜ?このページでは、その理由についてていねいに解説していきます。この記事は、ヨガニドラの全体を解説したページの「④なぜ現代人にヨガニドラ... 2024.04.16 ヨガニドラ