生き方

ヨガ余聞

今日はムーンデイ:「むなしさ」との付き合い方

今日はムーンデイ、満月です。アシュタンガヨガでは、ムーンデイには練習を行いません。いつもは練習している時間に、「むなしさ」について思いを巡らせてみました。むなしい、という感情との付き合い方は、私の中で大きな問題でした。 あぁいえ、問題でした...
読書

《書評》『「むなしさ」の味わい方』きたやまおさむ

新聞の書評欄に「むなしさ」という文字を見つけ、そのまま読み進めてしまいました。「きたやまおさむ」という著者のお名前や「帰って来たヨッパライ」という曲名にはピンと来ませんでしたが、「おらは死んじまっただ〜」のフレーズは、かつてよく耳にしたよう...
読書

《書評》『八月の御所グラウンド』万城目 学

今年の初めの頃だったか、第170回直木賞受賞の本書が新聞に大きく載ってました。選考委員の方々の言葉が並びます。「万城目さんしか書けない奇跡的な小説。」 「日常にふわっと入り込む非日常が、本当に巧みに描かれている。」 「うだつの上がらない主人...
読書

《書評》『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』佐々 涼子

佐々さんのエッセイとルポタージュの作品集『夜明けを待つ』を少し前に読みました。 読む者の心を揺さぶるノンフィクションの原点を垣間見せてくれるような1冊です。そこに収められた作品に触れているうち、まだ読んでいない著者のノンフィクションを読みた...
読書

《書評》『嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する』山本 圭

新聞の書評欄に載っていた本書。 その「嫉妬」という文字に、強く目が引き寄せられました。子どもの頃から絶え間なく、熾火のようにちろちろと燃え、普段は鳴りを潜めているものの、何かの拍子に燃え上がる ── 。そんな「嫉妬」。本書は、なにかと厄介な...
映画

《映画レビュー》『プロミスト・ランド(2024)』 マタギ魂が継承するもの

何がきっかけかは定かではありませんが、マタギという言葉は子どもの頃から知っていました。 きっかけが何であったにせよ、私にマタギを決定的に印象づけたのは、おそらく『銀牙-流れ星 銀-』。 熊犬・銀をリーダーに、個性豊かな犬たちが人喰い巨熊に立...
ヨガニドラ

究極の癒し「ヨガニドラ」で唱えるサンカルパとは? 〜潜在意識に種をまく〜

究極の癒し「ヨガニドラ」。そんなヨガニドラでは「サンカルパ」を唱えます。このページではそのサンカルパについて解説していきます。この記事は、ヨガニドラの全体を解説したページの「③一般的なヨガニドラの流れはどんなものですか?」を掘り下げた内容で...
読書

《書評》『単純な脳、複雑な「私」 または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』池谷 裕二

新聞の書評欄に、著者の新刊『夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす』が載っていました。 これは面白そうと図書館で借りようと思ったら、みなさん早い。 すでに予約数が二桁になっていました。ではその前に、と、高校生への...
読書

《書評》2024年上半期:読書のまとめ

fuuingyogaに掲載している書評から、2024年の上半期に公開した書評を、ジャンルごとにご紹介します(ジャンルは私の感覚です)。興味を持たれた方は、書評本編も読んでみてください(書名をクリックすると本編にジャンプします)。小説(5冊)...
ヨガ余聞

明日はムーンデイ:良いとか悪いとか

明日はムーンデイ、満月です。 アシュタンガヨガでは、ムーンデイには練習を行いません。そんなムーンデイを前に、良いとか悪いとか、つまり「ジャッジする」ということについて思いを巡らせてみました。ヨガ哲学では、ものごとをただ観察する、ということを...