読書 《書評》『夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす』池谷 裕二 新聞の書評欄で本書を知り、これは面白そうだと図書館で借りようと思ったら、すでに予約数が二桁に達していました。 急ぐわけでもないからと予約して、気長に待つこと数ヶ月。 その間に、本書も含まれる「高校生への脳講義シリーズ」の前作『単純な脳、複雑... 2024.10.29 読書
読書 《書評》『つらいことから書いてみようか 名コラムニストが小学5年生に語った文章の心得』近藤 勝重 いつも行く図書館でのこと。本棚に隙間なく並んだ背表紙の上をするすると滑っていた視線の中に、本書の題名が飛び込んできました。「つらいことから書いてみようか」つらいことから? 思わず手を伸ばしていました。近藤勝重という著者のお名前も、なんとなく... 2024.10.25 読書
読書 《書評》『答えより問いを探して 17歳の特別教室』高橋 源一郎 自分が学んでいるヨガの講座の中で、他の受講生さんが紹介してくれた本書。「答えより問いを探して」まるで自分に対して言われているような言葉に、とても興味を惹かれました。「答えより問いを探して」一体何が書かれているのか。 問いを探すヒントをくださ... 2024.10.22 読書
読書 《書評》『汝、星のごとく』凪良 ゆう 本書で著者が二度目の本屋大賞を受賞した時でしょうか。 書店の入り口で見かけた大きな広告の色彩に目が引き寄せられ、何とは無しに図書館で予約をしていました。予約はしたものの、人気の作品。 なかなか順番が回ってこず、なぜ予約したのかも忘れかけた頃... 2024.10.15 読書
読書 《書評》『メンタル脳』アンデシュ・ハンセン、マッツ・ヴェンブラード アンデシュ・ハンセン先生の本はこれまでも何冊か読んできました。 その著書『スマホ脳』や『運動脳』などで、現代社会がいかに私たちの脳と相容れない環境であり、どれほどメンタルを悪化させるのかを示してくれましたが、今回はズバリ『メンタル脳』。「史... 2024.10.08 読書
ヨガ ヨガをめぐるこぼれ話 ─ エゴはわるいもの? ─ 昨日はムーンデイ、新月でした。ヒトも自然の一部です。 月の満ち欠け、潮の満ち引き、日が昇り日が沈み、季節が確実に巡りゆく … その大いなる循環の中で生かされています。そんなムーンデイの後に、エゴはわるいものなのか、ということについて思いを巡... 2024.10.04 ヨガ
読書 《書評》『ファラオの密室』白川 尚史 2024年・第22回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作ということで知った本書。 最近ミステリーを読んでいなかったのですが、友情と浪漫に満ちた空前絶後の本格ミステリー、それなのに、舞台が古代エジプトであるためにミステリー用語が出てこ... 2024.10.01 読書
映画 《映画レビュー》『ぼくたちの哲学教室(2021)』 シンク、シンク、レスポンド! 馴染みの映画館でこのドキュメンタリー映画のフライヤーを目にして興味をもち、市民映画劇場で1日限定公開を知ったのですが、残念ながら予定が合わずに断念。そんな時、ブレイディみかこさんの『ブロークン・ブリテンに聞け』でこの作品について触れられてい... 2024.09.27 映画
読書 《書評》『ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023』ブレイディみかこ 私が初めて読んだ著者の作品は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。 そのリズム感あふれる文章に魅了され、そこから読み出した他の作品でも小気味のよい文を楽しんできました。そして今回。英国事情に特に興味があるわけでもないのですが、著者... 2024.09.24 読書
読書 《書評》『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』ブレイディみかこ 私がブレイディさんの著書を読むようになったきっかけは、本書の文庫本が刊行されたことを知らせる新聞広告を見たことです。「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編」そんなふうに書かれていました。『ぼくはイエローでホワイトで、ち... 2024.09.20 読書