ドラマ

映画

《映画レビュー》『ロスト・キング 500年越しの運命(2023)』 私は強く感じる

昨年公開(2024年現在)の『パリタクシー』をAmazonプライムビデオで見終わったところ、関連作品として表示されたのがこの作品です。 公開されていたことさえ知らずに見逃していた作品ですが、実話をもとにしたヒューマンドラマ。興味をかき立てら...
読書

《書評》『汝、星のごとく』凪良 ゆう

本書で著者が二度目の本屋大賞を受賞した時でしょうか。 書店の入り口で見かけた大きな広告の色彩に目が引き寄せられ、何とは無しに図書館で予約をしていました。予約はしたものの、人気の作品。 なかなか順番が回ってこず、なぜ予約したのかも忘れかけた頃...
映画

《映画レビュー》『めくらやなぎと眠る女(2022)』 現と夢を揺蕩う快感

熱狂的な村上春樹ファンというわけではありませんが、新聞誌面で「春樹作品 初のアニメ映画化」という文字と特徴的な画を目にした瞬間に、この映画を観る、と決めました。なぜそんなふうに決めたのか… 理由は分かりませんが、しかし、映画との出会いとはい...
映画

《映画レビュー》『無名(2023)』 映像美に浸るスパイ・ノアール

この人が出ている映画は観る、という俳優さんが何人かいますが、 トニー・レオンもその一人です。 すごくハンサムとか、スタイルがいいとかいうわけではありませんが(それともすごくハンサム?スタイルいい?)、その雰囲気にやられています。特にノアール...
読書

《書評》『spring』恩田 陸

新聞広告を見た瞬間、「私はこれを待っていたんだ」と一瞬で虜になった本書。筆記体が滑らかに踊るようなspringという書名。 恩田陸さんの「今まで書いた主人公の中で、これほど萌えたのは初めてです。」という自筆の文字。 主人公の春という名前。 ...
映画

《映画レビュー》『ゴジラ-1.0(2023)』 それでも生きていく

第96回米アカデミー賞 視覚効果賞受賞。 行きつけの映画館で凱旋上映をしていたので、 ミーハーよろしく、予備知識なしで映画館へと足を運びました。 ( 結末を暗示する内容が含まれています。これから鑑賞される方は、ご注意ください。)作品情報・製...
読書

《書評》『流浪の月』凪良 ゆう

書店で大きな看板を見かけた時に、なんだか気になったことを覚えています。 しばらく忘れていましたが、本屋大賞の時期が近づき、過去の大賞のなかに本著をみつけて急に読みたくなりました。映画化もされた作品。ゆっくりとページを開きました。 ( 結末を...