今日はムーンデイ、新月です。
ヒトも自然の一部。
月の満ち欠け、潮の満ち引き、
日が昇り日が沈み、季節が確実に巡りゆく …
その大いなる循環の中で生かされています。
そんなムーンデイに、「甘いスイカと体の感覚」について思いを巡らせてみました。
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この夏(2025年7月現在)は、スイカが飛ぶように売れているそうです。
ポンっと叩けばよい音ひびき、
またその果肉がなんとも甘い!
空梅雨のあとに続く猛暑に酷暑。
外へ出るにも気合い必須の毎日ですが、
スイカの生育には最適でした。
雨が少なく、日照時間が長い天候は、
スイカを甘々に仕上げてくれるのです。

そんな甘いスイカ、
我が家の冷蔵庫にも、連日のように鎮座しています。
1玉まるまるはまだ購入していませんが、
大きくカットされた赤い断面が、
冷蔵庫を開けるたびに、真っ先に目に入ります。
熱中症対策に水分補給と言っても、そう水ばかりは飲んでいられません。
もともと、水をごくごく飲むのは苦手な体質。
すぐにお腹がちゃぷちゃぷしてしまいます。
そんな時のお助けマンが、このスイカ。
スイカの果肉は約90パーセントが水分だというのに、
なんだか不思議です。
スイカはおなかをちゃぷちゃぷにしないのです。

ヨガのアーサナの練習は、体の感覚を研ぎ澄ますために行います。
ポーズをとりながら体に意識を集中して、
普段気づかない体の感覚に気づく。
気づくことが、
より快適で心地よい変化への始まりなのです。
それは、体の内部の感覚についても同じです。
心臓の鼓動、呼吸の速さ、お腹の空き具合、腸の快適さ ……
そうした内部の感覚に気づきながら日々を過ごすことは、
体の健やかさにつながります。
ただの水をごくごく飲んだらお腹がちゃぷちゃぷする。
スイカの水分は、体にスーッと溶け込んでいく。
そんな違いを意識的に感じることは、
体の内部感覚を研ぎ澄ます、練習になってくれます。
(ちなみに、スイカに限らず野菜や果物の水分が体にスーッと溶け込んでくれるのは、太陽のエネルギーを存分に含んだ「生きた水」であり、体を活性化させる高いバイブレーションを持っているからです)。
暑さ厳しい長い夏。
甘い甘いスイカを楽しみながら、体の内部感覚を研ぎ澄ます練習なんていかがでしょうか。
