究極の癒し「ヨガニドラ」。
そんなヨガニドラにはストレス軽減や疲労回復、睡眠の質の向上など
さまざまな効果があります。
このページではそんな効果について、
心、カラダ、人生への効果に分けて、ていねいに解説していきます。
この記事は、ヨガニドラの全体を解説したページの「②ヨガニドラにはどんな効果がありますか？」を掘り下げた内容です。
ヨガニドラの全体を知りたい方は、以下のページをどうぞ ▼
心への効果は？
最初に、ヨガニドラの心への効果を見ていきます。
疲労を感じたり、眠れないのも、もしかしたら心が緊張しているからかもしれません。
そんな心に働きかける効果をあげてみます。
ストレスを軽減する
生きている上で、ストレスはつきものです。
ストレスに直面すると、交感神経が活性化し、
カラダは瞬時に臨戦モードに入ります。
そして、
緊急事態が解除されると、カラダはリラックスモードに戻り、
心の平静も回復します。
ところが、
緊張が長く続くと、
臨戦モードからリラックスモードへの切り替えがうまくいかず、
自律神経のバランスが崩れてしまいます。
ヨガニドラは、この緊張のスイッチを切り、ストレスによる悪循環を断ち切ります。
心の不調を解消する
本来、心とカラダはひとつながりのものです。
心が緊張するとカラダも緊張し、
またカラダのこわばりは心に影響を与えます。
私たちは、何をしていても、していなくても、
多かれ少なかれ緊張し、心身にこわばりを溜め込んでいます。
そのこわばりがたまればたまるほど、心の明晰さは失われていきます。
ヨガニドラはまどろみの状態で行うため、
心が顕在意識と潜在意識を行ったり来たりし、
いつのまにか溜め込んだ緊張をほぐして、
心の正常な働きを取り戻していくのです。
カラダへの効果は？
続いて、カラダへの効果です。
心への効果がわかりにくくても、
カラダから効果を実感してみましょう。
体調をよくする
心の不調や緊張は、
自律神経やホルモン、免疫システムなどを介して、
カラダにさまざまな悪影響をもたらします。
ヨガニドラは、心に深い安らぎをもたらします。
これによって、
自律神経のバランスや、ホルモン分泌、免疫システムが回復して
体調をよくするのです。
コリや疲れを取り除く
ヨガニドラのプログラムに含まれるボディスキャンでは、
カラダの各部位を丁寧に感じ、
リラックスしたつもりになります。
私たちのカラダは、緩めようと思わなくても、
ただ感じているだけで深部から緩んでくれます。
リラックスしたつもりになって、
ただ意識するだけ、ただ感じるだけでいいのです。
このボディスキャンによって、
カラダのあらゆる部分が芯から緩み、血流もよくなって、
コリや疲れが取り除かれるのです。
眠りの質を高める
ヨガニドラの単調なガイドは眠気を誘い、
緊張していた心身をまどろみの状態へと導きます。
まどろんだ心身は緊張を解いてくつろぎ、
脳の興奮や緊張もしずまって、入眠を促します。
緊張がほぐれる
緊張と一口に言っても、そこには4つの種類があります。
・筋肉（カラダ）
・呼吸
・感情
・記憶や判断（精神）
です。
ヨガニドラでは、これら4つの緊張をさまざまなレベルから解放します。
カラダだけでなく、
呼吸、感情、記憶や判断における深いリラクゼーションを行うことによって、
治癒力を高め、
本来の自分にリセットできます。
人生への効果は？
最後に、人生への効果です。
心とカラダが緩んだら、
毎日がもう少し生きやすくなるかもしれません。
心の切り替えが上達する
ヨガニドラで行われるイメージ瞑想では、
ガイドに従ってさまざまなイメージを思い浮かべます。
ガイドに従ってイメージを次々と切り替えていくことは、
日常の感情の切り替えにもなるのです。
それは、ヨガニドラを繰り返し続けることで上達していきます。
記憶や感情の整理ができる
私たちの潜在意識には、あらゆる記憶や感情が納められています。
しかし、手入れを怠ると、古い情報が頑固な思い込みやとらわれとなり、
新しく有益な知識を取り入れることができなくなります。
ヨガニドラで古い情報を手放し、潜在意識をお手入れすることは、
記憶や感情の整理にもつながります。
生き方を変えてくれる
ヨガニドラでまどろみ状態の時、
心は空っぽに近づいて理性はおやすみモード。
ネガティブな感情や無益な考えもおさまっています。
そんなまどろみの中で自分と向き合っていると、
こだわりなどから解放され、
ありのままの自分、本体の自分と向き合えるようになります。
この継続が、自信に結びついていきます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は、ヨガニドラの効果を掘り下げて見てきました。
最初は効果を感じられなくても、
ヨガニドラを繰り返し行っていると、
ある時ふっとカラダと心がゆるんでいることに気づくかもしれません。
ヨガニドラを日々の生活に取り入れて、
少しずつすこしずつ、
無意識に潜む囚われから解放されていきましょう。
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