読書 《書評》『わかりやすさの罪』武田 砂鉄 なぜこの本を図書館で予約したのか…忘れた頃に順番が回ってきて、思い出そうとしながら読み始めましたが、読んでいるうちにそんなことはどうでも良くなってしまいました。その時の私は、この本の何かに引っかかって予約した。その何かを知りたくて、読み進め... 2024.03.07 読書
読書 《書評》『『ロッチと子羊』で学ぶ 中高生のための哲学入門』小川 仁志、『ロッチと子羊』NHK制作班 新聞の人生案内。哲学者 小川仁志さんの回答がいつも面白くて、著書があれば読んでみたいと思っていたところに見つけた本です。中高生だった時代は遠い昔ですが、そこはひとまず置いておいて、読ませていただきました。『ロッチと子羊』で学ぶ中高生のための... 2024.03.03 読書
読書 《書評》『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野 信子 図書館で著者の本を検索しているときに、同じ著者の『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』と一緒に検索画面に表示され、気になってつい借りてしまった本です。「科学がつきとめた?」「一体どんなふうに?」興味津々で読み始めました。新版 科学がつきとめた... 2024.02.26 読書
読書 《書評》『エンド・オブ・ライフ』佐々 涼子 新聞の文化欄で、佐々涼子さんのことを知りました。『夜明けを待つ』という作品集のあとがきに、自身の希少がんについて、「希少」は、私には「希望」と見えてくると書かれていると紹介されており、どんな作品を書く方なのか読んでみたくなりました。題名に惹... 2024.02.22 読書
読書 《書評》『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』中野 信子 昔から、得体の知れないさみしさに囚われる時がありました。理由はわかりません。 朝、目覚めた瞬間に、既にさみしさに浸っていることがあります。日中のふとした瞬間に、さみしさが忍び込んでくることもあります。だから、そのさみしさがどこからくるのか、... 2024.02.18 読書
読書 《書評》『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』佐々 涼子 新聞の文化欄で、佐々涼子さんのことを知りました。『夜明けを待つ』という作品集のあとがきに、自身の希少がんについて、「希少」は、私には「希望」と見えてくると書かれていると紹介されており、どんな作品を書く方なのか読んでみたくなりました。佐々涼子... 2024.02.16 読書
読書 《書評》『少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣』ドミニック・ローホー/原秋子 訳 ドミニック・ローホーさんのシンプルシリーズが好きで、10年以上前に出版された最初の翻訳本『シンプルに生きる』は、引越しや数度の断捨離もかいくぐり、今も本棚の定位置を占めています。そんな彼女の本ですが、「そういえば最近読んでいないなぁ」、と思... 2024.02.08 読書
読書 《書評》『新 失敗学 正解をつくる技術』畑村 洋太郎 詰め込み教育偏差値偏重時代を過ごしてきたからか、こんな不確実な時代においてさえなお、唯一の正解というものを無意識に求めている時があります。ヨガ哲学の先生にも、よく「頭で考えすぎる」と言われます。そう言われても、長い間の習い癖。そうやすやすと... 2024.02.02 読書
読書 《書評》『不便益のススメ : 新しいデザインを求めて』川上 浩司 最近、便利という言葉がすこし苦手です。効果、効用、効率的、コスパ、タイパに最近はスペパという言葉まであるらしいのですが、そこに潜んでいる密かな押し付けがましさに、どうも違和感を感じるのです。以前はそんなふうに感じなかったのになぁ。効果、効用... 2024.01.30 読書
読書 《書評》『続 窓ぎわのトットちゃん』黒柳 徹子 『窓ぎわのトットちゃん』は、はるか昔の子どもの頃、寝る前の読み聞かせで読んでもらった記憶があります。 いつも後半は、夢とうつつを行ったり来たり。 どこまで読んでもらったのか、次の日に、続きから読んでもらっていたのかさえ曖昧です。それでも、面... 2024.01.28 読書