読書 《書評》『ジンセイハ、オンガクデアル』ブレイディみかこ 「ブレイディさんがどういう思想と知性の持ち主なのかをもっと知りたい方は、ぜひこちらを」と、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のあとがきで紹介されていた『アナキズム・イン・ザ・UK』。 その前半が収録されている『オンガクハ、セイジ... 2024.07.23 読書
読書 《書評》『オンガクハ、セイジデアル』ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』文庫本の解説者、日野剛広さんが彼女の文章に初めて出会ったのは、ネットで目にした「墓に唾をかけるな」という一文だそうです。 その一文は名文中の名文で、 「2013年刊行のコラム集『アナキズム・イン... 2024.07.19 読書
読書 《書評》『単純な脳、複雑な「私」 または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』池谷 裕二 新聞の書評欄に、著者の新刊『夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす』が載っていました。 これは面白そうと図書館で借りようと思ったら、みなさん早い。 すでに予約数が二桁になっていました。ではその前に、と、高校生への... 2024.07.09 読書
読書 《書評》2024年上半期:読書のまとめ fuuingyogaに掲載している書評から、2024年の上半期に公開した書評を、ジャンルごとにご紹介します(ジャンルは私の感覚です)。興味を持たれた方は、書評本編も読んでみてください(書名をクリックすると本編にジャンプします)。小説(5冊)... 2024.07.02 読書
読書 《書評》『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』ブレイディみかこ 何年も前に話題になっていたのに、その時はなぜか読みそびれていた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。遅ればせながら読んでみたらそれがあまりに面白かったので、続編もあるとわかって嬉しくなりました。 これは読まねば、とすぐに読み始めま... 2024.06.28 読書
読書 《書評》『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ 新聞広告で、著者の『他人の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』が文庫本になったと知りました。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編と書かれていましたが、題名をよく耳にしていながらなぜか未読の『ぼくは〜』。 である... 2024.06.25 読書
読書 《書評》『夜明けを待つ』佐々 涼子 私が著者のことを知ったのは、たまたま開いた新聞の文化欄で次のような文章を目にしたからです。 「希少がん」。いい響きではないか。(中略)「希少」は、私には「希望」に見えてくる。この文章は本書のあとがきに書かれているものですが、私はこの一文に目... 2024.06.11 読書
読書 《書評》『生き上手 死に上手』遠藤 周作 先日読んだ、河合隼雄先生の『こころの処方箋』のあとがきで、「『呪文』という言葉は、実は遠藤周作『生き上手 死に上手』(海竜社刊)から教えられたことである。正しいとか正しくないとか、教えられるとか言うのではなく、『呪文』を唱えていると心が収ま... 2024.06.04 読書
読書 《書評》『同姓同名』下村 敦史 発表者がお薦めの一冊を紹介し、観客が一番読みたくなった本を投票で決定する書評ゲーム「ビブリオバトル」。 その「ビブリオバトル」で2023年から2024年1月にかけ、中・高・大学生それぞれの全国大会で優勝本に選ばれた作品。 各年代の全国大会で... 2024.05.31 読書
読書 《書評》『ものがわかるということ』養老 孟司 夕刊の話題の本を紹介するコーナーで目にした本書。 「自分とは」答えは身体に という大文字が目に飛び込んできました。 エゴの頭で考えがちな日々。 わかったつもりで実はわかっていないことも多い。 答えは身体に。 養老先生の「わかるということ」の... 2024.05.21 読書