読書

読書

《書評》『エンド・オブ・ライフ』佐々 涼子

新聞の文化欄で、佐々涼子さんのことを知りました。『夜明けを待つ』という作品集のあとがきに、自身の希少がんについて、「希少」は、私には「希望」と見えてくると書かれていると紹介されており、どんな作品を書く方なのか読んでみたくなりました。題名に惹...
読書

《書評》『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』中野 信子

昔から、得体の知れないさみしさに囚われる時がありました。理由はわかりません。 朝、目覚めた瞬間に、既にさみしさに浸っていることがあります。日中のふとした瞬間に、さみしさが忍び込んでくることもあります。だから、そのさみしさがどこからくるのか、...
読書

《書評》『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』佐々 涼子

新聞の文化欄で、佐々涼子さんのことを知りました。『夜明けを待つ』という作品集のあとがきに、自身の希少がんについて、「希少」は、私には「希望」と見えてくると書かれていると紹介されており、どんな作品を書く方なのか読んでみたくなりました。佐々涼子...
読書

《書評》『少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣』ドミニック・ローホー/原秋子 訳

ドミニック・ローホーさんのシンプルシリーズが好きで、10年以上前に出版された最初の翻訳本『シンプルに生きる』は、引越しや数度の断捨離もかいくぐり、今も本棚の定位置を占めています。そんな彼女の本ですが、「そういえば最近読んでいないなぁ」、と思...
読書

《書評》『新 失敗学 正解をつくる技術』畑村 洋太郎

詰め込み教育偏差値偏重時代を過ごしてきたからか、こんな不確実な時代においてさえなお、唯一の正解というものを無意識に求めている時があります。ヨガ哲学の先生にも、よく「頭で考えすぎる」と言われます。そう言われても、長い間の習い癖。そうやすやすと...
読書

《書評》『不便益のススメ : 新しいデザインを求めて』川上 浩司

最近、便利という言葉がすこし苦手です。効果、効用、効率的、コスパ、タイパに最近はスペパという言葉まであるらしいのですが、そこに潜んでいる密かな押し付けがましさに、どうも違和感を感じるのです。以前はそんなふうに感じなかったのになぁ。効果、効用...
読書

《書評》『続 窓ぎわのトットちゃん』黒柳 徹子

『窓ぎわのトットちゃん』は、はるか昔の子どもの頃、寝る前の読み聞かせで読んでもらった記憶があります。 いつも後半は、夢とうつつを行ったり来たり。 どこまで読んでもらったのか、次の日に、続きから読んでもらっていたのかさえ曖昧です。それでも、面...
読書

《書評》『あなたの牛を追いなさい』枡野 俊明、松重 豊

ヨガを学ぶ中で、数年前に「十牛図(じゅうぎゅうず)」というものを知りました。知ったといっても、その時は10枚の絵の説明を聞き、「へえ、面白いな」「ヨガ哲学と考え方が似ているな」と思ったくらいで、さらに自分で調べてみることはありませんでした。...
読書

《書評》『書くのがしんどい 「人生が変わる」これからの文章教室』竹村 俊助

ブログを立ち上げるまで、継続して文章を書くことなどありませんでした。 そんな私が、突然の「発信したい」という思いに突き動かされ、書き始めました。 がしかし、 情報発信ってどうやるの? 書き方にコツはあるの? そう思って参考になるものを探して...
読書

《書評》『きみのお金は誰のため〜ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」〜』田内 学

お金に対する抵抗があることはずっと自覚していました。お金に対して素直になれない、と言ったら変ですが、妙に構えてしまうのです。こういう状態は、ヨガ哲学的にいうと「自分中心」ではなくて「お金中心」になってしまっているということなのですが、それが...