今日はムーンデイ、満月です。
アシュタンガヨガでは、ムーンデイには練習を行いません。
いつもは練習している時間に、カラダの痛みについて思いを巡らせてみました。
無理な練習をした覚えもないのに、昨日の朝起きたら、膝が痛みます。
多少の痛みがあっても、できる範囲で練習するので、
昨日も太陽礼拝から。
ただ、カラダは痛みを嫌がります。
痛いところをかばおうとしてアーサナが崩れるのか、
普段感じないところに違う響きを感じます。
私のヨガ哲学の先生は、
「痛みは今に集中させるためにある」
と言われます。
確かに、
痛みのある時はいつも以上にカラダを感じ、
集中します。
だから、
今に集中できていない時、
痛みが出てくるのかもしれません。
また、
痛みはその部分ではなく、
脳が発しているとも聞きます。
感情や記憶が痛みを生み出すとも…
痛みは分かりやすいので、
自分の奥底の何かが気づいて欲しくて、
そんなかたちで訴えているのかもしれません。
面白いな、と思ったのは、
「カラダはウェットスーツのように全身繋がっている」
と聞いた時です。
膝が痛いからといって、
その原因が膝そのものにあるのではなく、
全く離れた別の場所に、
原因があるかもしれないのです。
痛みはないに越したことはないですが、
痛みをきっかけに
自分が普段意識していない記憶や感情、
カラダの他の部位にも意識を向けてみる。
そうすると、
自分をもっと大切にしたいという気持ちが
じわじわと湧いてきました。